赤ちゃんを望んでいる方へ
妊活のサポートに、からだに優しい鍼灸を
不妊治療のひとつとして、鍼灸を選択する方が増えています。少しずつその有効性も明らかになってきており、最近では広く認められるようになっているように思います。
すばる鍼灸院では、おひとりおひとりの思いや体調に合わせ、オーダーメイドの治療で不妊に取り組みます。
体外受精にしても、自然妊娠にしても、その基礎となるからだが整っていることが大切になります。鍼灸治療では冷えや血の滞りなど、それを妨げる要因を取り除き、気のめぐりの良い、温かなからだ作りを目指します。
通院について
からだの状態はおひとりずつ違いますので目安となりますが、1週間に1回の通院をおすすめしています。とはいえ通院がストレスになると本末転倒です。2週間に一度、月に3回などご自身の通院可能なペースに合わせてご利用いただければと思います。
鍼灸での不妊治療は、体外授精のような直接的な治療ではありません。ですが、あかちゃんにとって居心地のよい環境を整えるには、とても有効な方法だと考えております。 高度な不妊治療では、ホルモン剤を多用したり、通院の頻度が多くなったりと、心身ともに大きな負荷がかかります。 鍼灸治療は、そのストレスを和らげるという効果もあります。 焦ることなく、自分のからだのコンディション調整くらいの気持ちで取り組んでいただければと思います。
すばるの実績データ
2014年10月~2017年2月までの不妊治療に関する実績データをご紹介します。患者さんは個人ごとにコンディションに差があり、あくまで集計されたものとして、ご参照いただければ幸いです。
年齢層
不妊治療を目的として通院された/されている方の年齢分布を表しています。二人目不妊のお悩みの方も含まれています。どの年齢層も、病院での治療と並行して通われている方、自然妊娠を目指している方がいらっしゃいます。40歳以上でも短期間で陽性となった方、30代でも1年以上かかった方、様々です。
妊娠率
不妊治療を目的として通院された/されている方の、妊娠が陽性となった割合を表しています。事情により途中で通院をやめた方や、移植日の前後に単発でご来院された方は、その後の結果がわからないので含めていません。陽性となってからご来院されていない方については含めています。
通院期間
陽性に至るまでの通院期間を表しています。すばるに通い始める前の不妊治療期間は含みませんが、半年から2年くらい病院に通ってみてからというケースが多いようです。また、週に2回通われていた方もいらっしゃいます。
不妊の東洋医学的な考え方
東洋医学からみた妊娠しづらい体質とは
- 陽虚証…からだが冷えている
- 血虚証…血が不足している
- お血証…血の流れに停滞がある
主にこの3つが考えられます。冷えといっても体温が低いということではなく、もともとのからだの機能が十分に発揮されていないイメージです。 血も血液というよりはからだに必要な栄養を表現しています。それが通常より少なかったり、うまく流れず必要なところに十分届いていない体質になっていると、妊娠しづらいといえます。
すばる鍼灸院では、からだがいきいきと機能し、栄養を十分作ってからだの隅々まで巡らせる、そんな力をつけていくようじっくり治療をしていきます。そうして体質を改善していくことで、着床しやすく流産しにくい安定した体調を維持し、妊娠の可能性を高めていくことを目指します。
治療について
現在の体質が、陽虚、血虚、お血のどのタイプかを見極めた上で、それぞれの体質を改善していくための経穴を選び、鍼やお灸をしていきます。 子宮を温める経穴(三陰交、八りょう穴、志室など)へのお灸も行っております。 そのうえで、毎回体調を確認し、その状態にあわせた治療をしていきます。
鍼が初めての方は、施術のながれもあわせてご参照ください。